梅雨の季節に、「古傷の痛みが増す」というお話をよく聞きます。
もともと持っている慢性痛に、気象の影響をうけて更に痛みが増幅する、いわゆる【天気痛】については研究も進んでおり、ずいぶん解明もされてきているようです。
天気痛のメカニズムとしては、
気圧や気温、湿度の気象の変化を身体が感じとり、その変化がストレスとなって自律神経の乱れが生じ慢性の痛みが更に強く感じるというもの。
梅雨時期はまさしく、気温・気圧・湿度の変化が著しく、痛みに悩まされる人が多いのです。
そういった慢性痛の中には頭痛症状も含まれる為、梅雨の時期には頭痛を訴える方が少なくありません。
例えば、ストレスや疲労、偏った姿勢などで起こりやすい【緊張型頭痛】は、気象の変化によって交感神経が刺激され血管を収縮。ただでさえ血流が良くない状態に収縮が重なり、極度に血流が悪くなってしまい痛みが増してしまうと考えられています。
緊張型頭痛のセルフケアとしては、肩や首を温めたり、軽いストレッチ運動も効果的です。(但し、血管が拡張して起こる片頭痛の場合には、温めや運動は避けてください)
香りの作用にも、頭痛を軽減してくれる作用を持つものがあります。
おすすめは、ペパーミント
とてもメジャーで馴染みのあるアロマですが、優れた鎮痛作用をもちます。
芳香浴としても良いですし、植物オイルやバームで希釈して首筋やこめかみに塗布して使うこともでき、生活に取り入れやすいアロマです。
ただ何より、頭痛ケアで大切なことは、十分な睡眠とバランスのとれた食生活が基本です。
ご自身に合うベストな方法で、この梅雨の季節を乗り切りましょう。
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