日に日に気温が下がって寒くなってきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
冬は冷えと乾燥がダブルでやってきますので、一年の中で一番体調を崩しやすい時期かもしれません。
そこでそんな季節を少しでも快適に、元気に乗り切る過ごし方のご提案です。
冬は腎を養いましょう
薬膳でいう腎とは膀胱につながるいわゆる“腎臓”とはちょっとニュアンスが違います。
ここで言う腎とは人間の生命、発達、発育、生殖能力の源となる臓器をさします。
人間の生命活動や生理機能を維持してくれている非常に大切な部分です。
もちろん、水分の代謝や巡りにもかかわっています。
ここが疲弊すると表れやすい症状としては以下の通りですが、皆様もいくつか当てはまる症状がおありではないでしょうか。
足腰がだるい、疼痛、耳鳴り、白髪、脱髮、生理不順、むくみ など。
これらの症状が最近気になる、、、という方は季節的にも、ご年齢的にも腎を労わってあげる必要があるかもしれません。
腎を養う食べ物
腎は冷えを嫌いますので、温めましょう!
・生姜、ねぎ、香菜(パクチー)、三つ葉、などを積極的に取り入れて、パっと適度に汗をかいて寒さを吹き飛ばしましょう。そうすれば本格的な風邪をひいてしまう前に抑え込むことが期待できます。
冬の過ごし方
早く寝てゆっくり起きることで睡眠時間をたっぷりとるようにしましょう。また、陽気が逃げやすいので体は温かくして過ごします。
乾燥にも注意して抵抗力をつけましょう。
参考:秋の養生⇩
冬におすすめのアロマケア
加温効果のある精油で沐浴やトリートメントをしましょう。
加温効果のある精油
・スイートオレンジ・シナモン・ジンジャー・ブラックペッパー・スイートマジョラム・クローブ・ローズマリー など
※加温効果のある精油は刺激が強いものが多いので、まずは少量づつお試し下さい。
沐浴の場合
お好みの天然塩に数滴(1~5滴)垂らし、お風呂のお湯に入れたらよくかき混ぜて下さい。
トリートメントの場合
お好みのキャリアオイル10mlに対し、1~2滴程精油を入れよく混ぜて下さい。
それを冷えが気になりやすい箇所、特に足裏、また腎は性ホルモンも司りますので
腰や、足の内くるぶしから指4本分程上の部分にある三陰交と呼ばれるツボの辺りに塗布してマッサージします。
特に入浴後の温かいお体で行われると更に血行がよくなりポカポカになりますよ。
本格的に寒くなる季節に“腎”を食事や精油、過ごし方で労わり、元気に乗り切りましょう!
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