今年に入ってほぼコロナウイルスの話題に埋め尽くされ、
もううんざりだよ><;
という方も多いかと思います。
私も何も気にすることなく出かけることが出来た数か月前に、懐かしさすら覚えてしまいます。
いずれは以前のような日常を取戻していくことでしょうが、緊急事態宣言が解除されたとはいえ、まだまだ予断を許せない状況です。
歴史を振り返りますと、人類がこれまで幾度となく戦ってきた感染症の中でも、撲滅できたのは「天然痘だけ」です。
スペイン風邪と呼ばれたインフルエンザも、ペストも、コレラも、今なお存在する伝染病です。
ただ現在はそれらを引き起こす、菌やウイルスに対して治療薬やワクチンが開発され、パンデミックを起こすことなく鎮静化できているにすぎません。
新型コロナウイルスに関しても、感染力の強さから完全に撲滅することは不可能であると言われていますので、今後もインフルエンザのように共存せざるを得ない存在となることと思われます。
ならば、これらのことを前提に備えることが大切!!
戦うためには、敵を知り今ある自分の武器をチェックして、必要ならパワーアップさせて未来に備えてみませんか?
そこで今回は「自分の武器をチェックする」ために、おすすめの書籍を紹介したいと思います。
思い起こしてみると、学校の保健や生物の授業でも、人間の身体について詳しく学んだ記憶あまり無いですよね?
私だけでしょうか?
自分自身の事なのに、知らないことがいっぱいな気がしませんか?
昨今はテレビやネットでも免疫について報道されることが増えましたので、興味を持たれた方や知識を増やされた方もいらっしゃるかと思います。
これをよい機会ととらえ、少し学んでみませんか?
そこで、今回お勧めしたいのがこちら
漫画「はたらく細胞」全5巻 清水茜著
シリウスKC 株式会社講談社発行
アニメ化もされご存知の方も多いかと思います。
免疫細胞、菌やウイルスなどを擬人化した漫画で、免疫系を学んだ方々の中でも話題になりました。
難しい免疫システムについて非常に捉えやすく出来ていて、笑いあり、せつない話あり、楽しく興味をもって読み進めることが出来ると思います。
人体にとって異常が起こった際に、体の中でどんなことが起こっているのか、感染症に対してだけでなく、風邪や花粉症、擦り傷・熱中症など身近な話題から、癌やデング熱などの病気についてなど、豊富なトピックがあり、アニメ化された以外のお話もたくさんあります。
そして今私の手元には無いのですが、
お子様向けの絵本として話題になっている
病気をふせぐしくみがよくわかる!
「からだの免疫キャラクター図鑑」
気になるあの病気から自分を守る!
「感染症キャラクター図鑑」
岡田 晴恵 (監修), いとう みつる
日本図書センター 発行
ネットで取り上げられていた記事を見かけまして、私も是非入手して読んでみたいと思っています。
お子さんに今どんなことが起きているのか、説明するのにも役立つのではないかと思いますし、恐らく大人でもイメージを掴むのに、とても良さそうだなと感じています。
監修の岡田晴恵さんは今テレビで毎日引っ張りだこの方ですね。
そして少しマニアックにはなりますが
別冊 Newton
「人体新書」2011年発売
「人体完全ガイド 改訂第2版」2020年発売
株式会社ニュートンプレス 発行
それぞれ1冊免疫に特化したものではありませんが、免疫システムについて章立てされ、ニュートン独特の画像と共に専門的なことをわかりやすく解説されています。
実感をもって体の中を想像しやすいと思いますし、今後ご自身の身体にご興味を持たれたり、不調を感じた際に辞書的にも使える保存版です。
如何でしたでしょうか?
少しご興味を持って頂けましたでしょうか?
身体を知ることは感染症予防だけでなく、食事や生活スタイルなど様々なことを考えるうえで非常に役立ちますし、情報があふれる中何を取り入れるのか選択するうえでも指針になります。
コロナ前よりコロナ後をより健康体で迎えよう!
という意気込みで一緒に自粛生活乗りこえて行きましょう。
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