【アロマセラピー】ってなに?いまさら聞けない基本の基本 その2:呼吸による吸収


【香り】は最速で脳にまで届き、本能レベルの働きをするというお話を前回いたしました。


記憶や情動、危険回避のためや、生きていくうえで嗅覚はとても重要な働きを担っています。


ですので、芳香療法であるアロマセラピーを、「いい匂いで気分が良くなるだけでしょ~」の認識だけだと、とってももったいない。


アロマセラピーで使用する精油は、使い方次第で私たちの心や身体までも癒してくれるのです。


今回は、その香りがどのように私たちの身体まで癒してくれるのかをご紹介いたします。


香り成分は、鼻から吸収されて脳へ届く経路の他に、咽頭、喉頭を経て気管に入り、そこから気管支を経て肺に届く経路があります。


肺には肺胞があり毛細血管がめぐっていて、ここで酸素が血液にのり全身に送られていくわけですが、肺胞にまで届いた香り成分は、酸素と同様に全身に運ばれます


また、成分が肺にまで届くあいだにも、鼻腔や咽頭などに直接作用もします。


例えば、花粉のアレルギー反応がでて鼻がつまっている時、ユーカリ ラディアータを嗅いでしばらくすると鼻づまりが解消された経験はありませんか?

それは、ユーカリ ラディアータの香りを作っている成分の中の、炎症を鎮める働きのある成分が鼻の炎症を起こしている部分に直接作用したためです。

精油は揮発性ですから、空気中に拡散された香りを感じ「いい香りだな~」と言葉に出している時、その成分はすでに脳や気管支、肺にまで届いているというわけです。


次回は、香り成分が全身に届くもうひとつの吸収経路、経皮吸収をご紹介します。