【アロマセラピー】ってなに?いまさら聞けない基本の基本 その3:経皮吸収


これまで2回にわたってお届けしてきました、

【アロマセラピー】ってなに?いまさら聞けない基本の基本

ですが、アロマセラピーが香りを楽しむだけのものではなく、私たちの心身に様々な作用をもたらしてくれることがお分かりいただけたのではないかと思います。


香り成分が体に吸収される経路のうち、


その1では「嗅覚として神経系(脳)へ伝わる経路」


その2では「呼吸によって肺を介して吸収される経路」


をご紹介しました。


今回は「皮膚を介する経路」についてご紹介します。


この経路はアロマセラピートリートメントを語る上で非常に特徴的で重要な要素です。

アロマセラピートリートメントは通常精油を植物油で希釈したものをトリートメントオイルとして皮膚に塗って行います。この方法は1960年前後に生化学者のマルグリット・モーリー(Marguerite Maury)がイギリスで発表・広めたもので、今では世界中に広がっています。


皮膚は通常、表面を覆う皮脂膜やバリアゾーンがあるので、簡単に異物を侵入させないように出来ています。お風呂やプールに入っても皆さんどんどん膨らんだりしませんよね!水分を吸収できるのは皮膚の表面にある角質層(一部透明層)までだからです。


ですが精油成分は分子構造が小さく、また油によく溶けるため皮脂膜や角質層などを通過して、表皮の下の真皮にある毛細血管から血中に溶け込み全身に運ばれるのです。

こうやって全身に精油を届け、作用させることができるのがアロマセラピートリートメントです。


アロマセラピーは様々な経路を辿って、私たちの身体全体に働きかけることが出来る【香りの療法】です。


皆さんもぜひ日々の暮らしにアロマセラピーを取り入れてみては如何でしょうか。