「お腹が痛い!!」
誰しも1度や2度の経験では無いかと思います。
一言に「お腹」と言ってもその時々で示している場所や臓器は異なりますが、今回は「腸」に注目し中でも最もポピュラーな不調である
「下痢と便秘にフォーカス」
したいと思います。
それぞれの症状を引き起こす原因は様々ですが、まずはどちらの原因ともなりうるのがストレスです。
過度のストレスにより腸が痙攣を起こして便の通過を妨げることで便秘になったり、自律神経に乱れが生じて便が直腸へ運ばれるまでの時間が適切でなくなってしまい、早く運ばれ過ぎると便の水分が十分に吸収されず下痢を引き起こし、遅すぎれば必要以上に水分を吸収してしまうので便秘になるのです。
このようなストレス起因のトラブルには、消化器系と神経系の両方を刺激しつつ、精神を強壮する精油の
・カモミールローマン
・ローズマリー
・ゼラニウム
・レモン
などがお勧めです。
ストレス以外に便秘の原因となるのが、小食や食物繊維の摂取不足、便意を我慢してしまったり、下剤を乱用するなど。また筋肉の衰えによって腸の運動能力が低下することも挙げられます。
また男性に比べて女性に便秘が多いのは、ホルモンの影響や子宮や卵巣が大腸を圧迫しやすいこと、筋肉量が少ないことなどが影響しています。
このような便秘には先程挙げた精油の他に、ガスや便の排出を促し、加温や痛みを和らげたり、内臓の痙攣を抑えたりする作用のある
・スイートマジョラム
・ベルガモット
・マンダリン
・スイートフェンネル
・ブラックペッパー
・ジンジャー
などもお勧めです。
いずれの場合もマッサージオイルにブレンドしたり、入浴法で用いるのに適しています。
次回は下痢について掘り下げながら、お勧めのケア方法についてもご紹介します。
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