運動不足については現状、多くの方がお感じになっているようです。
これまでは運動不足を感じていても、通勤やお買い物などで身体を動かし歩く時間は必ずありました。
それが現在、自宅でのリモートワーク、不要不急の外出は控える等、日常生活が大きく変わったことで歩く機会が極端に減ってしまった方は多いと思います。
動かない時間が長くなるほど脚はむくみやすくなります。
何故なら血液の循環が落ちてしまうから。
下肢の血液を心臓へ戻すには、ポンプの役割をするふくらはぎの筋肉を動かすことが重要です。
歩くことで筋肉が動き、自然とスムーズな血液循環ができるわけです。
『健康のために一日一万歩歩きましょう』
と言われていた時代もありましたが、今では7500歩~8000歩ほど歩けば十分だそうです。
とはいえ、歩行時間10分でおよそ1000歩ということですから、やはり意識して歩く必要はありそうですね。
ふくらはぎの筋肉を動かすのは歩くだけではありません。
足首を動かしたり回したりすることでふくらはぎはしっかり動かせます。
ですから、長時間のデスクワークをされている方には座ったまま、かかとの上げ下げ、つま先の上げ下げを時々行ってくださいねとお伝えしています。
その行為を行うだけでも夕方の脚の状態は変わります。
そして一日の疲れを癒す入浴によって体を温め血液循環を良くし、程よく水圧がかかることでむくみを軽減できるのです。
もしも、眠る前のわずかな時間にセルフケアをおこなうことができたら、更に脚のむくみは軽くできます。
セルフケアは、保湿クリームやオイルをふくらはぎに塗布し、ご自身の無理のない力で足首からふくらはぎ、膝裏まで両手のひらでさすり上げるようにマッサージ。それを何回か繰り返します。難しい技はいりません。気持ちよく感じる強さで行ってみてください。
これをおこなった翌日の脚は、見違えるほどすっきりしていますよ。
ぜひお試しを。
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